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2019,November,30th meeting 例会報告


英語落語ワークショップ ~英語落語で学ぶ、ネタ作りとデリバリー~




今日は英語落語の喜餅(きもち)さんをお招きして、英語落語ワークショップを開催しました。司会者(TMOM)は起案者のTさんです。



最初の30分で英語落語披露、後半デリバリーのワークショップ、ネタ作りのワークショップ。最後に質疑応答という流れです。



英語落語を堪能しました。3年前にも喜餅さんの英語落語を聴いたのですが、当時は英語のスキルがなく(Poor English)よく理解できなかったのですが、今日は聞き取りやすい英語でバッチリ理解できました。

お話で「Me too」の意味を日本人と海外の人とで違うというのが心に残りました。

野球で試合終了後のインタビューで海外の選手と日本人の選手2人のインタビュー

で、先に海外の選手が「絶好調の秘訣を教えてください」の問いに「私の妻の手料理です。とても美味しくパワーが出ます、妻を愛しています」と答え、日本人選手に「How about you」(あなたはどうですか?)と質問し、「Me too」と答えてしまった。日本人なら「私も私の妻の手料理」と理解受け取るのですが、海外の人から見ると「私も海外の選手の奥さんの手料理がパワーの源でその奥さんを愛しています」という意味で受け取るので「三角関係か!」と問題になるということです。



続いてデリバリーのワークショップです。

「点」について

落語は言葉と表情と間で聴衆に伝える。ある意味トーストマスターのスピーチに似ている。

箸の先を自分の鼻に入れ、痛そうな表情をする(実際は手で箸を隠しているだけ)こと。相手の顔を見ることで聴衆に強烈な緊迫感を与える。



入浴中、顔の中央に向けて力を入れ、その後逆にすべてを顔の外側に広げる運動を続けると顔の表情がほぐれ感情豊かに見えるようになる。

婚活セミナー等で「意中の相手が目の前に居る前提で文章を読んでみてください」という研修があるが、ほとんどの方はほぼ無表情で文章を読むだけでなかなか相手に想いが伝わらない。日常会話でも役に立てると思う。



パントマイムでよくやるのが「固定点を作る」例えば手の平を出し続けることで聴衆に「壁がある」とイメージさせる。何かを見つけた!というようなアクションも点となる。ダイアログではわざわざ移動しなくても顔の向きと体重をかけるだけで聴衆はダイアログと理解できる。無駄な動きを削除することも大切。

ポーズもコミュニケーションのひとつ、間を取る。沈黙を恐れない。動かない=アクションのひとつ。



スピーチのネタ探し



Connecting The Dots(スティーブジョブス)

よく先輩がスピーチネタ探しに「怪我をしよう」「破産しよう」ブラックジョークをすることがあるが、辞めておいた方が良い。

事件、出来事からスピーチを探すのではなく、それ以外からスピーチを作ってみよう。例えば居酒屋でのワンシーンからスピーチを作る練習をするなど。

伝えたいメッセージを抽出して自分の体験と関連付ける。

具体性と抽象性を上げ下げしてみる

例)トライ&エラー、世界一やさしいクラブ は抽象性が高いがブレてはいけない

例)アジェンダを工夫する は具体性高いが柔軟でよい

1つのスピーチに1メッセージ たくさんメッセージがあるとブレてしまう。


終了後質疑応答



もうおなかいっぱいですね。

私も来年コンテストに出たくなりました。



次回の例会は来週12月7日(土)赤羽会館3階第2集会室です。

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